艦材 タイタニック 客船 1911年5月に進水し、1912年4月に悲劇的な事故で沈没した有名なRMS Titanic タイタニック号で使われていた甲板の木材の実物の木片です。前に海外より購入した物です。木片はプラスチック製のディスプレイ容器に収められており、証明として著名なタイタニック号コレクターの署名入り証明書が付属します。 ・本品の来歴について タイタニック号の事故直後、死者の遺体を収容するため、カナダからケーブル船のミニア号が派遣されました。その船に乗っていた大工のWilliam J. Parkerが遺体を探す傍ら、二つに割れて沈没したタイタニック号の甲板の木材を持ち帰り、彼の家族や友人、そしてミニア号の一等航海士であったJames Adamsにタイタニックの木材を使用し様々な家具などを作りました。 この木片はそのアダムス氏が所有していたタイタニック号の残骸の木材で作られた酒棚の一部でした。酒棚はやがて彼の孫に受け継がれ1998年までその家にありましたが、その後に取り外され売却されました。この棚はRonald Reagan National LibraryとNational Geographic Titanic Exhibitsで展示されています。 映画にもなり世界的にも有名なタイタニック号の実物を皮膚感覚で御堪能頂ける逸品です。歴史的に見ても貴重な資料だと思います。 ディスプレイの寸法(約):縦横5cm