この標本につきましては他所にも出品しているため、即購入はせずに事前に在庫をご確認ください。約1億年前（98.89+/-0.62 Ma）に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀（バーマイト）の虫入りです。黄色透明な琥珀に、体長2.3ｍｍの Palaeopetia sp.のほぼ完全個体が含まれています（右触角だけが切れています）。翅脈も重ならず基部まで観察できる分類学的研究用途に理想的な状態です。この属が含まれる Ironomyiidae科（和名なし）は現生ではオーストラリアからわずか3種が知られるだけの遺存的な分布のタクサですが（生態もほとんど分かっていないようです）、中生代白亜紀からはビルマ琥珀のほか、ロシア/モンゴルの印象化石、カナダ琥珀など北半球からも知られています。系統学的、歴史生物地理学的に興味のもたれる蠅です。スマホカメラからの直撮影ですので解像度は低いですが、実体顕微鏡で検鏡していただければ現生標本並みに外観はクリアに観察できます。琥珀の大きさ：18ｘ11.2ｘ2.2ｍｍ＃7169画像1：右腹側面（画像上）、自然光・黒背景での琥珀の蛍光（画像下）画像2～3：右腹側面画像4：左背側面画像5：ダニ（矢印）画像6：透過光画像7：自然光・白背景画像8：自然光 ・手のひら画像9：自然光・白タイル背景画像10：自然光・黒背景での蛍光反応（上）、UVライト（375nm）照射時の蛍光反応（下）商品の情報カテゴリー : おもちゃ・ホビー・グッズ > コレクション > その他商品の状態 : 目立った傷や汚れなし発送元の地域 : 福岡県