モデルファクトリーヒロの1/12スケールフルディテールキットK817 メルセデスベンツ300SLR 1955 Mille Miglia #722 でスターリングモス/デニスジェンキンソンの搭乗したキットを組立てた完成品です。実車について:1955年のミッレミリアで優勝したカーNo.722、シャーシNo.00004/55をモデル化したものと思われます。キットの特徴と作成時に手を加えたところ:①エンジン周り。直列4気筒X2機のエンジンの特徴が再現されています。インジェクターからエンジンまでの8本のインジェクションパイプ、プラグからディストリビューターまでの8本のプラグコード。プロペラシャフトが斜めに走っておりドライバーはそれを跨いだ状態になっているなど特徴が再現されています。多くの配線配管を追加しております。インターネットの「ultimatecarpage」の300SLRシャーシNo.00004/55のエンジンルームの写真などを参考にしてみました。特に設計図ではプラグコードをエアーインティークの下で集合する仕様ですが、その上で集合させる仕様に変更しました。そのサイトの写真とこのモデルを比較をしてみてください。（エアーインティークに貼られている注意書はマスキングテープですので簡単に剥がれます。）またこの車種の特徴であるブレーキも前後再現されています。②シャーシ構造はアンダーパネルなどで見えませんがパイプフレームの状態は組立て時の写真を掲載しております。シャーシの状態と合わせてご確認ください。③コクピット周りでは2箇所のエアーインティーク、座席後方、ウインドー枠にマイナスリベットを追加で打ちました。またウインドーガラスはフランジリベットに交換し裏側には極小ワッシャーを取り付けています。④車輪では12本X6段のステンレス線で4本+スペアタイヤ2本のワイヤーホイールを組んでいます。タイヤには「コンチネンタル」のロゴとモールドが表現されています。特徴的な2本のスペアタイヤはリアトランクに収まります。⑤リアトランク上のエンブレムはエッチングが2枚重ね合わせになっておりしっかりと表現されています。⑥開閉部においては各所ヒンジがしっかりとしてスムーズですが、ボンネット、トランクにアローアンスがあります。また給油口部分もスムーズです。⑦右サイドのエンジン点検口はフタをはめ込み式ですがプラバンで作成しました。⑧ボディの塗装は洗浄、整形後タミヤメタルプライマー、クレオスブラックサーフェイサー、フィニッシャーズCLKシルバー、クレオススーパークリア、デカール貼り、クレオススーパークリア、フィニッシャーズウレタンクリアGP2の順に塗装を行っています。尚、ホビコムのサイトにM"s carrozzeria名で製作途中と完成時の写真を掲載しております。こちらもご参照くださいませ。設計図と元箱をお付け致します。また荷造りの際には緩衝材などを充分に使用し、安全に心がけます。手作り一点物です。是非ご検討くださいませ。よろしくお願い致します。 xvpbvx ↑ フロント周辺。右側エンジン点検窓、エアーインティーク ↑ ↑ フロントウインド周辺。 ↑ ↑ 後方から。エンブレムやスペアタイヤの有無。 ↑ ↑ エンジン細部。 ↑ ↑ 前後車輪とマフラー。 ↑ ↑ コクピット。インパネ、メーター、スイッチ類。シート後方。 ↑ ↑ 作成途中の写真。パイプフレーム構造、エンジン、シャーシ状態。 ↑

（2023年 5月 8日 6時 15分 追加）
このモデルの概寸は全長約360mm、全幅約140mm、全高約100mmです。
ボンネットの裏にはステーが取付けられております。また、リアトランクのステーは0.8mmのピアノ線を追加で取り付けています。運転席ドアは開いた状態でも安定します。安定した状態でオープン状態の展示ができます。リアトランク上の二つの物は閉じた状態の時には二個のリベットにて固定する様にしています。

（2023年 5月 15日 6時 18分 追加）
プラグコードは16本です。お詫びして、訂正させて頂きます。よろしくお願い致します。