稀少になっているハカランダ指板のMomoseストラトキャスターです。
商品名の末尾の「J」はJacaranda（ハカランダ）を意味しています。
通常のMomoseギターの指板は「NJ」、New Jacaranda（ニューハカランダ）のようです。
ざっとハカランダ指板のMomoseをネットで検索してみましたが、ヒットしませんでしたし、Fenderで同じ程度のものを探すとなるとかなり値段が跳ね上がるようですので、この子はレアな存在と言っていいかと思います。
Momoseのギターのヘッドの形状は今後フェンダータイプのものはなくなり、momoseヘッドのみとなるという情報もありますので、本家と同じヘッドの個体を好む方にもこちらの個体はオススメです。
黒々と目の詰まった指板によって、見た目も音もセクシーで、生音でもアンプでも、クリーンでも歪みでも、弾いていてとても心地よいオールマイティさを感じます。
ペグはGOTOHのマグナムロックなので弦交換も楽々です。
フレット、トラスロッド共に余裕あるとのことで購入しました。この辺りは私は一度も触っていません。
個人的には弦高もネックの状態も弾きやすい状態が保たれていると思います。
外観も、目立つ傷や汚れはないと思います。よく目を凝らせば確認できる傷や汚れは商品写真に載せておきますので、ご確認くださいませ。
ヘッドとボディの色合いは、いかにも新品ですというような若い色ではなく、程よく焼けている感じが出ていて風格もあります。
ボディカラーは商品名の「VWH」からおそらくヴィンテージホワイトだと思われますが、長い年月で焼けたオリンピックホワイトというような風合いになっています。
メーカーのDeviser様に問い合わせたところ、この個体は特注で2016年に製作されたものであり、当時定価が320,000円（税抜き）ということで塗装はオールラッカーと予想されるとのことでした。
全体的にあまり目立つ傷や汚れはないものの、微細な傷があります。しかしながら、ラッカー塗装らしく、薄い塗装のギターらしい、これから育て甲斐のありそうな傷のつき方です。ここもポリ塗装のものとは全く異なります。
写真のギタースタンドは付属しません。