xzfrx               ・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・  
古刀期の兼国の短刀です。

兼国は三阿弥派の刀工で、初代は南北朝末の明徳から応永にかけて、２代は応永～文安、３代は康正～文明、４代は明応～永正と代々名跡が受け継がれ、新刀期まで続きます。
同派のうちでは兼則とならぶ上手な鍛冶であり、他国の上手に引けをとらない作品を残しています。

この刀は平造・三棟の短刀で、地鉄は小板目に板目と杢目を交えよく練れ、刃文は表裏揃った浅いのたれに互の目を焼き細かな金筋・砂流しを交え、匂口は明るく冴えています。帽子は直に小丸で倒れ加減に返ります。
写真ではうまく映りませんが、明るく透明感のある地鉄には鮮やかな白ケ映りがあらわれ、いかにも美濃の上手の作品といった刀で、村正や平安城長吉等にも見間違えそうな出来です。

短刀

兼国

長さ 27.0ｃｍ
反り なし
元幅 2.66ｃｍ
元重 0.52ｃｍ

白鞘・金着せハバキ。

刃切れ・曲がり無し。

落札後は所有者変更手続きをお願いいたします。
古い物ですので、写真をご確認の上、不明点はご質問頂きNC.NRご了承の上何卒よろしくお願いいたします。
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